公益財団法人MR認定センター

「基礎教育」コア・カリキュラム

「基礎教育」コア・カリキュラム2024年改訂

2022(令和4)年3月の教育研修委員会で承認された、コア・カリキュラム(以下「コアカリ」という)です。
コアカリは、基礎教育の学習範囲と到達目標を示したもので、これに基づいてMRテキスト2024が制作されます。

コアカリ改訂の骨子

  • コアカリ2018からのヌケ・モレ、重複、過不足を調整した。
  • 一部の項目について、学ぶ目的と科目との関連性を見直し、科目間の調整を図った。
  • 基礎教育と実務教育で扱うべきものを仕分け、より詳細で実践的な内容は実務教育で取り上げることとした。
  • 導入教育と継続教育に共通した基礎教育として習得・維持すべき学習目標であるため、基礎的な内容にした。
  • キーワードは、その定義を記述する科目を明確にした。
  • 個別の薬剤名を列記することはできるだけ避け、基本的に薬効分類または作用機序分類として治療における考え方、作用機序、特徴などを説明できるよう改めた。

コアカリ数の変化

コアカリ
2018
コアカリ
2024
全体 430 410 -20
医薬品情報 66 74 +8
疾病と治療 235 212 -23
MR総論 129 124 -5

MR導入教育「基礎教育」コアカリキュラム2018年改訂

MRテキストは定期的に内容を見直す必要があり、概ね5~6年に一度全面改訂を行っています。次回のテキストを「MRテキスト2018」として制作するために、コアカリキュラムを見直すこととなり、2016(平成28)年2月に報告書が公開されました。これに基づいてMRテキスト2018が制作されました。次回は2024年改訂を予定しています。

導入教育「基礎教育」コアカリキュラム2018年改訂版

コアカリ改訂の骨子

  1. コアカリはMR認定試験で成果を測定できる「知識」に限定した
    MRに求められる資質は、「倫理観」「知識」「スキル」ですが、「倫理観」とは、MRとして相応しい態度・行動で、知識とは異なるものです。これまでスキルや態度・行動に関する学習到達目標が一部コアカリに含まれていましたが、これらは導入教育の「実務教育」で取り扱うことから、コアカリから除外しました。
  2. 有資格者の免除科目を整備
    「医薬品情報」は有資格者の免除科目であるにもかかわらず、MRの定義、MRの資質向上、MR認定制度など、MRとして必ず修得すべき項目が掲載されているため、これらを「医薬概論」に移動し、「医薬概論」の科目名を「MR総論」に変更しました。
  3. 「疾病と治療」は『基礎』を充実させ、『臨床』は体系的・シンプル化
    解剖生理を中心とした『基礎』は所属する企業にかかわらず、MRとして修得すべき内容であることから、これを充実させました。『臨床』は、自社の製品に関連付けて疾患・病態・治療を学ぶため、コアカリで扱う数を絞り込みました。
    また、これまで疾患をレベルIからレベルIVに分けていましたが、これを「詳細疾患」と「概要疾患」の区分にしました。
  4. 作用のメカニズムと副作用を扱う
    これまで、薬剤の作用メカニズムや副作用を「疾病と治療」で扱っていましたが、これらを「医薬品情報」で扱うこととしました。なお、これまでは、「疾病と治療」でレベルIVとして選定した7疾患で用いられる代表的な薬剤で理解・修得できることを求めていましたが、「医薬品情報」に移行し、降圧薬と糖尿病薬のみ取り上げることとしました。

MR導入教育「基礎教育」コアカリキュラム2012年版